SemenSPYの学術情報

PSA(前立腺特異抗原)の法科学サンプル上での検知は、精管切除手術や無精子症の個人に対するものであっても精液の存在を確認することが可能です。

PSAは前立腺で生み出されたグリコプロテインであり、2.0×105から5.5×106ng/mlの範囲で濃縮されて精液の中に含まれています。酸性フォスファターゼ検出試験と異なり、PSA検知は酵素機能を実行するためのターゲットの必要性はなく、たんぱく質の存在を求めます。

このことは、証拠サンプル中の酸性フォスファターゼ酵素が機能的に不活性になっており、時間が経過した精液の同一性確認に役立ちます。

PSAを検知する方法はオクタロニー二重拡散法や交差電気泳動法、ロケット免疫電気泳動法、放射状免疫拡散法、ELISA法があリます。

これらの技術は大変な労力を要し、また専門的なトレーニングを必要とします。

SemenSPYによるPSA検査は、迅速かつ高精度で精液の特定が可能にします。

SemenSPY検査は、PSAに一体にされるラベルが染められた小型のモノクロな抗体を利用することによって精液の存在を確認します。

そのPSA抗体は皮膜において固定された抗体の2つの領域によって水平に拡散します。

固定化ポリクローナルPSA抗体は、SemenSPYテストカートリッジ皮膜上のテスト領域にあり、抗ヒト免疫グロブリン抗体中は制御領域内に存在します。

これらの領域において可動性抗体の複合および自由に染められたPSA抗体は固定化抗体と相互に作用します。サンプルを抜き取り、10分拡散時間の適応に続き、抗体ラベルを貼られる染料の蓄積はテストカートリッジ皮膜の検査と制御領域でピンクがかった色に着色された帯の状態に結果的になります。

制御領域内でピンクがかった色になった帯は、検査が適切に行われたことを示します。抗原体は制御領域とテスト領域の両方での抗原と抗体の複合体は明確にPSAの存在を示します。

有効性研究は、精液の存在を確認するためのテストとして使用するPSA検査を評価するために行われました。

PSA検査カード表面の識別能力は液体の使用や乾燥連続的なSERI精液サンプルの希釈度で決定されます。検査カードの特性は様々な体液(きれいな状態のものから汚れが混ざったもの)をもそれぞれの異なった培養基で分析し評価することができます。

これらは男性、女性の尿、血、唾液、大便、さらにモップ、木材、綿、金属、カーペット、革製品などの上の膣分泌物も検査できます。
SemenSPYは、精液やほかの体液と混ざったものからもPSAを検出することができます。

私たちの有効性研究によってSemenSPY検査カートリッジが裁判所の証拠サンプルの精液確認のための迅速かつ容易なテストであることが証明されました。

SemenSPY検査カートリッジを使うことによって、PSAは極めて低い濃度の場合でも検出されます。